でんぎょうきょうかい



会長挨拶(令和6年1月 新年賀詞交歓会・懇親会での挨拶)

一般社団法人京都電業協会
会 長  進 藤  久 和

(式典に続きまして2回目の挨拶となりますが)
懇親会からご参加いただいた方も大勢いらっしゃいますので、一言挨拶をさせていただきます。
本来なら冒頭に年賀の挨拶を述べさせていただくところではございますが、能登半島地震によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げたいと存じます。本日の賀詞交歓会におきましては、関係役員協議の上、一部内容を変更して開催させていただく事になった旨、ご了解くださいますようお願い申し上げます。

旧年中は、当協会の運営に格別なご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
本日は190名を超える皆様の参加を得て、賀詞交歓会が開催できることを役員一同、大変感謝しております。本年度の会長方針を「相互理解と切磋琢磨」として、様々な課題に取り組んでいます。京都電業協会は、電気工事業界の発展と電気技術者の地位向上を目指して活動しているわけですが、それを実現するためには、まずは「お互いのことを知る」ことが大切だと考えています。お互いを知ることにより、共通の問題点をともに解決できるかもしれませんし、自社にとっての困りごとを解決するためのヒントがそこに隠されているかもしれません。そのうえで同業者としてお互いをリスペクトしながら技術と経営に優れた魅力ある会社作りを競いあうことにより、結果として会員各社が成長していくこと。これが理想と考えます。そのためには、本日お集まりの皆さんがこのような集まりで交流を深めていただき、そして協会事業に積極的にご参加いただき、さらに深く会員各社との繋がりを深めていただくことが、やがて大きな財産になってゆくと思いますので、協会事業への積極的なご参加を期待するところでございます。

令和6年度は、京都電業協会にとって節目の50周年を迎える年度となります。50周年を迎えるにあたり、50周年事業委員会を発足し、担当の五島(ごとう)委員長のもと、記念式典部会・記念誌発行部会・記念事業部会を組織し、準備を進めているところであります。過去の協会事業を掘り起こし、先輩の築かれた歴史を学び、これから先の業界の目指す姿を提案できるよう取り組んでまいりたいと考えております。50周年記念式典は、来年、令和7年1月21日の賀詞交歓会を記念式典として、ここリーガロイヤルホテル京都にて開催する予定でございますので、どうぞ皆さまご予定いただきますようお願い申し上げます。
また、本年度事業の新事業創出委員会に於きましては「脱炭素社会を実現するための既設建築物のZEB化推進」をテーマとして調査研究を行っております。脱炭素社会を実現し、持続可能な社会を構築することができるためには、それがビジネスとして成立していることが必要条件であります。それが実現できれば我々の電気工事業界が人々の暮らしになくてはならない存在になるという事ですので、全力で取り組んでまいりたいと考えております。

結びに、本年が皆様にとって実りある年となりますことをご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。






<< 前のページに戻る